20160512 防衛省は空振り(記念スタンプは)

2016年5月10日から5月13日に掛けての上京の話の続き。

後半の2日間は家族のリクエストに応える形で都内をコンパクトに回りました。
まずは、防衛省の「市ヶ谷台ツアー」。事前に申し込む事で見学可能です。
午前中の見学で申し込みました。

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市ヶ谷の防衛省の正門。警備は厳重です。
見学者は、正門の左側に集まるように指示されます。

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見学者用の立入証を手渡され、入場中は必ず見える場所に提示するようにと案内されます。
殉職者慰霊碑で黙祷し、庁舎を外観から見学します。

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ヘリコプターも展示しているのですが、訪問した時点では移設工事中。
同型の機種が、昭和60(1985)年に起きた日航機墜落事故で使用されたそうです。
バリケード越しの見学になりました。

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見学での一番のハイライト、市ヶ谷記念館に。
極東国際軍事裁判が行われたり、三島由紀夫が割腹自殺したりと、色々と歴史的な出来事が起きた場所。
現在は敷地内の別の場所に重要な部分が移設されて保存されています。

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ロビーには、防衛省の前身防衛庁の表札が飾っていたり、

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移設前に使用されていた時計や自衛隊の徽章が展示されていたり。

極東国際軍事裁判が行われた大講堂は視覚的に面白い効果がありました。

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2階席から、天皇陛下が臨席される玉座がもの凄く遠く感じます。

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玉座から講堂全体を眺めると、遠近感をさほど感じません。
その後、隊員や職員の厚生施設である厚生塔で買い物した後、見学は終了。

結局、記念スタンプはありませんでした。
午後のツアーで案内される、広報展示室に記念スタンプがあるのか興味深いところなのですが、市ヶ谷台ツアーに参加する次の機会は訪れるのかはとても微妙です…。

20160511 東京ディズニーランド

2016年5月10日から5月13日に掛けての上京の話の続き。

5月11日は、東京ディズニーランドで一日中遊んでいました。

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ここでも、はがきを投函。160512urayasu-1

記念スタンプの図案は、3月25日から6月15日まで開催のイースターの図案。カシエは、ディズニーリゾートのホームページから拝借し、あらかじめ印刷した自作品。
ディズニーシーの時とは対照的に、特に注文せず押印した場合の結果を楽しむことにしました。
浦安郵便局の消印が薄く日付がスキャンした画像では判別が難しい状態なのは残念でした。
以前は和欧文機械印を使っていたのですが、和文機械印での押印に。和欧文機械印は撤去されたのでしょうか?

20160510 東京ディズニーシー

5月10日から4日間、家族サービスで上京していました。

5月10日は始発の飛行機に乗り、そのままディズニーシーへ。

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「お約束」で、パーク内の「メールボックス」から郵便物を投函しました。
2パターン作っておきましたが、そのうちのひとつを紹介します。

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当日飛行機に搭乗する前に、鹿児島空港へ少し早めに到着したので、空港ビルのカウンターで記念スタンプと一緒に設置している日付印を押印。
ディズニーシーの記念スタンプは、ディズニーシー15周年記念の特別デザイン。
浦安郵便局の日付印は風景印が押印。通常風景印は押されませんが、詳しくは最後をご覧下さい。

昨年の秋、仕事の関係でJALの飛行機に乗る機会があって、はがきをもらっていました。
はがき裏面は、東京ディズニーシーのキャラクター「ダッフィー」を描いた特別塗装の機体が描かれています。

ディズニーリゾートから投函した手紙にひと工夫して、風景印を押してもらいました。
投函した手紙は透明な袋に入れて、手紙とは別に1枚のメモを入れておきます。
メモは、ディズニーリゾートのキャストには、スタンプ押印後のはがきは再び袋に入れメモも残したまま郵便局へ出すように、郵便局には風景印を押印してもらうように書いておきました。

20160420-21 熊本から投函

2016年4月14日夜に起きた、熊本地震。
私の住む鹿児島でもその揺れは体感しまして、翌日夜未明に起きた本震でも目が覚めました。

私の本業の職場も被災した拠点があり、応援の要請が。職場内では私が行く事になりました。
応援の期間は4月19日から21日までの3日間。しかも、近隣では宿泊先が手配できないため、朝晩大分市内まで片道1時間半近く掛けて移動という強行軍。
不謹慎ではと思いつつも、被災した拠点の近くのポストから投函する事を思いつき、実践しました。

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一日目の4月19日、被災した拠点のある阿蘇市内で最初に見かけたポストから投函しました。
投函した時点で、当日の回収は終了。翌日の消印が押されています。そして、鹿児島には翌日の未明に到着していました。同時に、投函した普通便のはがきも速達便と同じ日に到着していまして、その差僅か3~4時間。
地震後の日本郵便からの告知では、熊本発着の郵便物は一日遅れになる可能性があると言われていましたが、良い意味で裏切られました。

銀座渡辺版のロケットカバー

ひょんな事から、日本のロケット打上げのカバーを集めるようになりました。地元鹿児島が日本で唯一のロケット打上げ基地で、自ずから地元というテーマにもなってきます。
打上げ地として、消印が押される局名が南種子郵便局または種子島郵便局、それと内之浦郵便局、やむを得ない時には鹿児島中央郵便局というワンパターンに陥ってしまうのですが、それは仕方ない話。
地元という事もあって、半ば義務感を持って集めるようになっています。

縁あって、結構な量のロットを入手することができました。
海外からの「里帰り」なので、eBayなどでよく見かける英文メインのカシエの物が大多数。
その中に、銀座渡辺版のロケット打上げのカバーが入っていました。

銀座渡辺版、既に生産は終了していましたが、版画の独特な色合いや暖かい感じがする絵のタッチは味わい深い物があります。

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TT-500Aロケットを使用して、宇宙空間内で物質を無重力に近い状態で加熱した反応を実験するための打上げの記念カバー。1981(昭和56年)8月2日に打上げられましたが、実験結果の頭胴部が回収されなかった旨のスタンプも押印されています。

20160331 平松簡易郵便局

地元鹿児島の簡易郵便局が一時閉鎖されるため、郵頼しました。
今回一時閉鎖されたのは、鹿児島県姶良市にある、平松簡易郵便局。2016(平成28)年3月31日限りでした。
押印に関しての問い合わせがあったのですが、取り込み中だったので応対するのが精一杯で一時閉鎖する事情を聴くのをすっかり忘れてしまいました。
前回、Googleストリートビューの画像をキャプチャーして作成したはがきが意外にも良い出来だったので、踏襲しました。

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少し改良したのは、郵便局で使用している局名印を押印してもらえるように、左上のスペースを広めに設けたところ。
押印してもらえない場合でも、カシエとして見栄えが悪くならない感じでレイアウトしてみました。

今回は無事押印して頂きました。しかし、局名印が意外に大きいような気がするのですが…。

日本-ニューギニア島間の航空便

前の記事で、鹿児島・パプアニューギニア便の初飛行カバーを紹介しました。
ついでに、私が所有している日本とニューギニア島間の航空路線の初飛行カバーも紹介しておきます。

まずは、1958(昭和33)年11月7日に開設された、東京-ビアク線。ビアクは現在のインドネシアのパプア州の北西部にある島です。
KLMオランダ航空が運航する路線で、アムステルダムから東京を経由し、ニューギニアを結ぶ路線でした。

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貼られている切手が、発行時期の切手趣味週間と国際文通週間というのは、気に入っている展です。

鹿児島便が撤退して、一時期は日本とパプアニューギニア間の航空路線がありませんでした。
1997年に、関西空港からポートモレスビー間でニューギニア航空の路線が少しの間だけ開設されました。

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2002年から、成田-ポートモレスビー間の路線を開設しているのですが、その初飛行カバーは残念ながら未入手です。

19770107 ニューギニア航空・鹿児島路線

私の地元、鹿児島空港は今では中華民国、中華人民共和国、香港、大韓民国と近隣の諸国との定期便が開設されています。

昭和50年代初め頃までは、小国のフラッグキャリアが日本への定期便を開設する際に選んだ空港というケースもありました。ナウル航空(現在のアワー航空)と、今回紹介するニューギニア航空です。
1977年1月7日に鹿児島とパプアニューギニアの首都、ポートモレスビーの間を就航しました。

初飛行カバーをご紹介します。

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「TRANS WORLD PHILAIR CLUB」が作成したカバー。
ニューギニア航空が作成したと思われる、記念スタンプが押印されています。

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もうひとつは、日本側で作成したと思われる初飛行カバー。それぞれで欧文日付印の印影が違うのも興味が湧きます。
日本国内の代理業務は、当時のフラッグキャリアの日本航空ではなくて、全日本空輸(現在のANA)で行われていたのも面白いです。
状態が悪いものの、資料と割り切って入手しました。綺麗なカバーと出会えたら、是非とも交換したいです。

私の中で謎だったのが、地元鹿児島では無くて東京空港郵便局の消印が押されていること。
ひとつのヒントは、日本側で作成したカバーのカシエに描かれたルートの記載。飛行機自体は鹿児島からなのですが、実質的には東京から鹿児島経由という記載をしています。

郵趣的な資料も手に入れていましたので、記事ごとご紹介しておきます。

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「鹿児島郵話会」が1977(昭和52)年4月5日発行のはがき通信「さつま通信」143号に、パプアニューギニア宛の郵袋伝達式が行われた事が記載されています。残念な事に伝達式の日付が明記されていませんが、この前の号で郵趣情報を取り扱っているのが1977年12月のため、恐らく初飛行日に郵便物に載せられていたことが推測されます。
最初に取り扱っていた300通のうち、初飛行カバーが何通だったのかとても気になるところです。

【風景印使用開始・廃止】2016年4月~5月

日本郵便の「風景印」のサイトでアップはされていないものの、郵便局の開局情報と日本郵趣出版の「風景スタンプ集」と照らし合わせると、見えてくる風景印情報があります。
そのうち、2016(平成28)年4月~5月分で、「郵便局の開局情報」で掲載されている、郵便局の廃止、移転、局種変更の対象になっている風景印使用局を列記して、該当のページへのリンクも張っておきます。

※個人的予測の部分も含まれています。最終的なご判断は各個人にお任せいたします。

●は初回投稿日3月30日時点で投稿。
は4月10日時点で投稿。
は4月27日時点で投稿(伊勢郵便局の図案変更の紹介が遅くなり、申し訳ございません。)

●4月1日図案変更 根上大浜郵便局(石川県)
最終日は3月31日。

●4月1日使用開始 黒島郵便局(石川県)

●4月1日使用開始 浦上郵便局(石川県)

●4月1日図案変更 宇和島久島郵便局(愛媛県)
最終日は3月31日。

●4月11日移転・改称 根上高坂郵便局(石川県)
最終日は4月8日。
※改称後の局名、根上道林郵便局の風景印使用開始は最初の投稿時点では発表無し。
3月31日追記。局へ直接電話連絡しました。改称後の根上道林郵便局では風景印の使用は無いという回答を頂いています。

●4月18日一時閉鎖 中和郵便局(岡山県)
※郵便局の発表にもあるとおり、営業再開までは車両型郵便局を設置すると案内もあります。

4月20日一斉図案変更(鳥取県)
佐治郵便局
用瀬郵便局
青谷郵便局
岩美郵便局
鳥取明治郵便局
鳥取大工町郵便局
鳥取湯所郵便局

4月26日図案変更 伊勢郵便局(三重県)

5月6日新規使用開始 立神郵便局(三重県)

5月6日新規使用開始 阿児賢島郵便局(三重県)

●5月6日移転・局種変更 屋我地郵便局(沖縄県)
最終日は5月2日。
※簡易郵便局への局種変更。通常の流れだと、風景印廃止の可能性大。