はずれ~

自宅に届いた変哲も無い一枚の往復葉書。嫁さん宛。
「返信分」なので、何か応募していたようです。
文面を見ると…。

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「幻の」485系ラストラン

前回の記事で、485系を鹿児島中央駅まで撮影したのには目的がありました。
今回の新幹線全線開通は大々的なお祭り騒ぎだし、九州新幹線関係の記念カバーを作る気持ちは恐らく誰かが作るのではないかという、「後ろ向きな気持ち」から乗り気ではありませんでした。
それだったら、あまり作らないような郵趣品を 作った方が良いのではと考えました。もっとも、とある方から後ろから背中を押されたという所もありました。

平日が休みになる本業の関係上、作れるカバーは限られます。開通日当日の「0-8(時)」の時間帯の日付印(消印)を押すというのも良かったのですが、郵便会社は「鹿児島」支店なので、面白みが少なく なります。
幾つかプランを練った結果が485系のラストラン。「鹿児島中央」駅と「鹿児島中央」郵便局とのコラボレーションで何か作れる物があるはずです。

撮影した日にカバーを作り、当日を待ちました。

3月11日当日は休日。
宛名を入れてなかったので、宛名書きをしつつノンビリ過ごしていたら、皆さんも記憶に忘れられない出来事が起きました。東北での大震災です。テレビで色々と報道される中、押印の準備へ。
太平洋岸を中心に津波警報が出る中、今回の押印にまで影響するとは 。
所用を2件ほど済ませてから鹿児島中央駅に向かう予定でしたが、車内のラジオから「太平洋岸の海沿いを走るJR九州の路線はすべて運休」 とのアナウンスが。485系が走る日豊本線も当然運休の対象に。もしかしたら…と思いながらも、鹿児島中央駅へ。

最終の走る時間帯である、「18-24(時)」の時間帯の日付印(消印)を押してもらうべく、17時30分過ぎに鹿児島中央郵便局に到着。
まずは、駅スタンプを押すために、鹿児島中央駅へ。通勤・通学のラッシュアワーという事もあり、通勤客は多数。いつもと違うと思われるのが、改札口の周辺に人が集まっている事。
鹿児島中央駅へ鹿児島市郊外や近隣の市町村からJRで通勤・通学している方々が半ば呆然とした感じで待っていました。

人の姿を撮るのは問題が起きそうなので、掲示物を撮影。

改札口の横に掲示していたホワイトボードから。「人身事故」、消し忘れでしょうか?

改札口から見える、各乗り場の案内板。地震が起きた当時の「宮城県沖地震」という表記が。
東シナ海側でかつ内陸部を走る鹿児島本線だけはダイヤどおり運行していました。

近くにいた駅員さんに確認すると(むねのバッジを見たら駅長さんだった!!)、「485系のラストランのイベントは中止」「明日以降の運行も不明」「明日以降787系で運行するのも不明」と答えて頂きました。結局、新幹線全線開通に関するイベントは中止となりました(南日本新聞社の記事)。

どうなるか分からないので、とりあえず、計画を実行する事に。
鹿児島中央駅の緑の窓口にある駅スタンプを押印後、鹿児島中央郵便局で切手を貼り消印を押す事に。「鹿児島中央」のコラボレーションをしてみました。

その後、Oさんの情報では、485系の運転は14日迄伸びた模様(情報お持ちの方はコメント下されば助かります)。
「幻の」ラストランカバーとなってしまいました。

 

485系・国鉄色

2011年3月9日、休みの日に鹿児島中央駅で国鉄色の485系を撮影しました。2011年3月12日から九州新幹線が全線開業するのに伴って廃止される、「リレーつばめ」で使用していた787系が他の路線に転用にするのに伴って、国鉄時代から走っている485系が定期運用を終えます。定期運用を終える「記念」として、国鉄時代の塗色に復活した車両を走らせていました。
JR九州のホームページでも 走らせている時間帯を紹介していたので、鹿児島中央駅に到着する少し前からスタンバイして撮影に臨みました。最初は常用の Super Takumar 24mmで撮影していましたが、やはり鉄道写真をスムーズに撮るにはズームレンズと言う事で、念のため持ってきた *ist DS に付属のズームレンズに付け替えて撮影しました。

反対側の先頭部。私がリアルタイムで見ていた頃は、ヘッドマークが大きなタイプの車両が多かったと思います。

そして、昔懐かしの「JNR」マークもきっちり復活していました。ちょっと、大きいような気がするのですが…。

 

余計な1枚になるかもしれませんが、以前撮っていた写真の存在を思い出したので、一緒にご紹介も。

福岡県北九州市門司区にある、九州鉄道記念館に展示中のクハ481型。ボンネット型の車両も結構見ていました。そういえば、上にある赤いひげは私がリアルタイムで見ていた頃は付けていない記憶がありますが、最初は付いていたのですね。

 

使用機材:
PENTAX *ist DS
Super Takumar 24mm F3.5 (1枚目と4枚目)
SMC PENTAX 18-55mm F3.5-5.6 AL (2枚目と3枚目)

20110220 北九州切手のつどい(記念押印編)

前回の続き。

今回は降り立った駅で葉書へ駅スタンプを押し、近くのポストに投函をしてみました。

博多駅で実例を。

駅スタンプは総合案内所にありました。(写真撮るの忘れてます)

博多口はまだ工事中でゴチャゴチャしていると予想し、筑紫口へ。
入り口すぐにポストを発見。しかし、何故3個もポストがあるのだろうか。

こんな感じで、ポストに投函してみました。

博多駅から差し出し。「博多どんたく」を描いています。

小倉駅はJR九州とJR西日本の2社それぞれで駅スタンプを準備しています。
こちらは、JR九州の。「祇園太鼓」を描かれています。ちなみに南口を出ると、祇園太鼓の銅像もあります。

こちらが、JR西日本の駅スタンプ。関門橋と「祇園太鼓」に新幹線が描かれています。

鹿児島中央駅。大小の駅スタンプが設置されていました。少し、スタンプのインクが薄い。

鹿児島中央駅のバス停から。日帰りの小倉行きでしたが、アミュプラザの観覧車が「おかえり」と言っているようでした。

20110220 北九州切手のつどい(行程編)

東京編から時間が経っていませんが、2月20日に北九州市小倉北区でありました「北九州切手のつどい」に参加してきました。

今回は途中の行程の報告と、途中の記念押印のふたつに分けて記事を掲載します。

始発の九州新幹線に乗車するために、近所の駅から始発の普通列車に乗って鹿児島中央駅へ。

今回利用したのは、「新幹線つばめ2枚きっぷ」。
昨年以前でしたら、時間帯が限定されている「週末限定つばめ2枚きっぷ」が往復1万円と激安だったので愛用していたのですが、全線開通前に廃止になった模様。

新幹線の指定券。新幹線の全線開通前でも、JR九州は博多から新八代までの在来線と九州新幹線は一体であると認識しています。

恐らく、次に新幹線に乗るとすれば全線開通後。最後の新八代駅での乗換を体験。

対面式のホームとなっていて、片方が在来線で反対側が新幹線の乗り場になっています。

在来線側から。右の黒い車両が「リレーつばめ」で、左側の白い車両が九州新幹線。

博多駅のホームで、最後のリレーつばめの姿を撮ってきました。

今度のダイヤ改正から、「つばめ」は新幹線の各駅停車の名称に。
出来れば、九州内の新幹線は全部「つばめ」にして欲しい所。

リレーつばめのロゴ。
JR九州の「インターシティ構想」

4号車。普通車に改造される前まではカフェテリアがありました。
「ナイスゴーイングカード」の会員にはコーヒーの無料提供というのがあって、座席指定をとっていても30分位はいつもカフェテリアから海を眺めていました。

熊本駅から、「有明」用の車両もつないでいました。

「有明」用編成のロゴ。

博多駅で一度改札口を出ます。
一つの目的は次回の記事に書きますが、 もうひとつの大きな目的は切符を買う事。

博多・小倉間の新幹線に設定がある、「新幹線小倉(博多)よかよかきっぷ」という土日限定で設定のある日帰りの往復割引切符を購入するため。 ちなみに、「よかよか」は、「余暇」と九州地方では「良い」という意味の「よか」を掛けてます。料金は往復3,000円。在来線の普通電車でも片道1,250円。その上最速15分で結ぶため、在来線よりも50分以上時間が短縮と大バーゲン価格です。

ホームには「こだま」に格下げになってしまった500系と「ひかりレールスター」が停車していました。
ちなみに、乗車したのはN700系。公衆無線LANがちゃんと飛んでいました(契約をしていなかったのは残念)。

帰りは、全く同じルートを辿っていたので、省略します。

九州内で新幹線→在来線→新幹線というルートを辿る最後の機会を堪能しました。

次は、記念押印編になります。

東京旅行(その6)

16時も回って、「東京スカイツリーを堪能すれば、もう良いだろう」という声もあるかもしれませんが、みっちり遊んでしまった私たち夫妻。
最初から予定していたとおり、東京タワーにも行く事に。

押上駅から地下鉄を乗り継ぎ、神谷町駅へ。東京タワー迄は徒歩で。

とぼとぼ歩いていたら、東京タワーが見えてきた。
スカイツリーを見たばかりなので小さく感じるけど 、やはり大きさはそれなりに大きい。

東京タワーのすぐ横に、郵便局があるのを発見。
機械振興会館内郵便局。 到着が16時50分。もう少しスカイツリーで遊んでいたら、閉局してました。

矢印を辿っていくと、地下1階に郵便局はありました。
郵便局の入り口は通用口にもなっていて、閉局時間になったら窓口のカウンター前からシャッターで閉じられるという。

残念ながら、風景印は無し。折角東京タワーの横にあるのだから、作れば良いのに。
色々なしがらみがあるのでしょうか…。
インク浸透式の日付印が摩耗しているのを局員さんは詫びながら、押印。

金属印があるのを見つけたので、押してもらいました。

そして、東京タワーへ。幼稚園の頃来て依頼、30数年ぶりです。
やはり、高い建物が増えてますね。

1時間少し前までいた、スカイツリーが見えます。
ちょうど夕暮れの時間帯だったので、周りが真っ暗になるまで夕暮れの時間帯を楽しみました。

そして、東京タワーを後にして、姉夫妻と落ち合って食事。美味しい魚を食べました。

4日目は親戚との用事を済ませ、15時に羽田を発つ鹿児島行きのスカイマークの便で帰路につきました。

4日間、東京では凄い良い天候に恵まれたのですが、羽田から鹿児島に行く飛行機が強風でかなり時間が掛かった上、新燃岳の爆発のおかげでルートも変更に。
更には、鹿児島の方が寒く帰りの高速では雪が降ってきました。

さてはともあれ、楽しい4日間が過ごせました。

(東京旅行編 終わり)

撮影機材
SONY DSC-T2
※最後の写真のみ PENTAX *ist DS + super takumar 24mm F3.5

東京旅行(その5)

この時点でまだ12時過ぎ。
合羽橋まで到着。

もうここで、スカイツリーが見える。
嫁さんにとってはパラダイス。車で来ていたら、ジャンジャン買物していただろうな…。

合羽橋を一通り巡った後、浅草寺まで徒歩。途中、浅草郵便局があったので記念押印。

浅草郵便局。

浅草支店。見分け方は、年号の下にバーの有無があるか。

記念押印して、適当に見かけた店でもんじゃ焼き頼んで、腹ごしらえ。
そして、浅草寺へ。

宝蔵門を五重塔側から眺める。スカイツリーが結構大きく見える。

吾妻橋からアサヒビール本社と並んで見えるスカイツリー。吾妻橋の上にはカメラを持つ人が沢山。私も、そのひとり。

東武線に乗り、業平橋駅へ。

駅のホームの真横にスカイツリーが立っている。勿論、ホームには工事の監視人の人も立っている。

いきなりの迫力で、シャッター押すタイミングが早くなりました。

民家の屋根を越した姿が見えます。

行った時点(1月28日)で559メートル。

高いし、迫力ある。

隣で一緒に工事しているビルが夕方の日光に照らされて綺麗。

16時前まで時間が一気に流れている。
時間が押してきたので、3日目最後の目的地へ(続く)。

撮影機材:
PENTAX *ist DS + super takumar 24mm F3.5, YASHINON DS 28mm F2.8
※1枚目は SONY DSC-T2

東京旅行(その4)

3日目は都内観光。

まずは、皇居へ。

東京駅を降りて、皇居へ。赤レンガも改修中で見られないのが残念。
旧東京中央郵便局の再開発の状況を見て、やっぱりショックを感じてしまった。時間があれば、近くまで行きたいのだが時間が決まっているので、急ぐ事に。

今回は、ただ皇居の周りを見るのではなく、敷地内の一般参観。ここから申請できます
まずはビデオを鑑賞して(見覚えあると思った映像だと思ったら、HPに掲載している動画だった)注意事項を聞き、参観。
列を乱したらいけない、といいつつも列が最初から乱れていました。

富士見櫓。大手町の高層ビルが見えてます。

宮内庁。当然中には入れません。
この中に、宮内庁内郵便局があると知っていると誘導員の警告を無視して入りたくなる…。

宮殿。見覚えがあるかと思いますが、一般参賀が有る所。意外に低い。

宮殿横の植栽。綺麗に整えられています。

丸に十文字の薩摩藩の紋章。いたずらで掘られたのではありません。
日本各地から来た職人が自分が作ったという記録のために、その藩の紋章を彫り込んだとの事。何カ所かで見かけました。

1時間少しかけて、一般参観は終了。
普通は見られない所を見られて満足でした。
欲を言えば、春の桜の咲く頃、初夏の蓮の咲く頃、秋の紅葉の頃を狙って行った方が一番満足できそうです。

一般参観の時に、バリケードがしてある所に石がずらっと並べられたのが気になっていたのですが…

参観後、皇居のお堀を北上していたら、工事現場が。

ここの石を仮置きしていたのでしょう。

東京駅に戻り、東京駅から両国駅まで走るバスに乗り、浅草へ。
観光客向けの路線で、バスの塗色も独自仕様。途中、日本橋や秋葉原、上野公園の西郷さんが見られて、きちんとツボを押さえたルートで走っていきます。

(次へ)

撮影機材
PENTAX *ist DS+Super Takumar 24mm F3.5
※1枚目と最後の写真は SONY DSC-T2

東京旅行(その3)・TDRを郵趣的側面で見る(2)

前回のおさらいを軽く。

東京ディズニーリゾート(以下、TDR)の二つのテーマパーク、東京ディズニーランド(以下、TDL)と 東京ディズニーシー(以下、TDS)には、私設のポストが設置されていてテーマパーク内のポストに差し出した郵便物には必ず郵便物の余白部分にオリジナルのスタンプが押されて差し出されるという話。

さて、私のように入園する前から入念に送るための郵便物を送る人はともかく、その場で記念スタンプが押せる事を知り、郵便物を差し出したい入園者のために、TDRではきちんと準備もしています。

手紙を書くためのスペースを。3席ほどのスペースがありました。勿論、スペースだけではなくて切手も販売していますのでご安心ください。

右上の額のアップ。押されるスタンプの図案を案内しています。

上の写真の場所はTDLの「ワールドバザール」にある「ハウス・オブ・グリーティング」。 一つのテーマパーク内に、幾つか切手を販売しているところがありますので、もしも切手が不足した時のために知っておいた方が良いでしょう。

私がこの写真を撮る前にも、中国人と思わしき女性の方が一生懸命手紙を書いていました。結構利用頻度が高いので、席が空いた瞬間を撮るのに時間が掛かりました(嫁さんの買物待ちという話もありますが…)。

フレーム切手も売っていました。

価格はこんな感じです。

もしTDLやTDSへ遊びに行く事があれば、手紙を出してみてはいかがでしょうか?

やはり、締めはエレクトリカルパレードという事で。なかなか良い写真が撮れず、自分の写真の腕のなさに凹みました。