北九州切手のつどい2014

2月16日に開催された、「北九州切手のつどい2014」に参加し、会場から2つのパターンの葉書を差し出しました。
初めての試みとして、訪れた場所の写真を撮りそれに関連した消印を押したカードとして作成することに。
「北九州切手のつどい」ここ数年は毎年参加しているので、撮り貯めていた会場周辺の観光スポットをカシエにしてみました。

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「切手のつどい」の小型印を押印した分のカシエは、小倉駅前にある「小倉祇園太鼓」のブロンズ像を選択。

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今年は、駅前の歩道橋の屋根に太陽光パネルを設置する工事を行っていて、このブロンズ像を撮影することができない状態でした(写真右上)。

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もうひとつは、鉄道好きの方に向けて作成した物。
小倉駅は、JR線以外に北九州モノレールの駅も兼ねており、モノレールが駅舎に向かって垂直方向に向かって線路があるため、駅舎からモノレールが発着する珍しい構造。
「北九州切手のつどい」の臨時出張所を設けている北九州中央郵便局の風景印にも、小倉駅の駅舎とモノレールが描かれているので題材としてみました。
余談ですが、貼るラベルを間違えてしまい嫁さんの実家に届くようにしてしまいました。自作のカードを義理の両親に見られたのはとても恥ずかしい気持ちです。

今回、この記事を見た方でお送りできなかった方は申し訳ありません。別な機会にお送りする予定です。

※この記事は投稿者の個人サイト「Move Blue」と所属郵趣団体「JPS鹿児島支部」の2つのサイトに同時投稿します。

【ご報告】切手展に出品します

近況報告です。

2月下旬にネットショップの移転を始めましたが、全然手つかずの状態。
手つかずとなった「言い訳」になりますが、3月上旬まで実行するか悩んでいた案件がありました。

それは「切手展の出品」。
十数年前に、「現代切手展」に一度だけ出品していましたが、題材も題材でやっつけ仕事の感もあったので惨憺たる結果。
それからと言えば、つまみ食いといってもひとかじりする程度のコレクションなので、切手展の出品なんて考えていませんでした。

2011年に開催された「日本国際切手展」を参観して以来、切手展への出品を意識してはいましたが、出品できる題材を持ち合わせていませんでした。
それ以降様々な切手との出会いがあり、出品の期がやって来ました。

「スタンプショウ2014」で開催される、「第15回トピカル切手展」と「第3回フリースタイル・ワンフレーム展」に1作品ずつ出品します。

出品を決心した3月上旬までは全く準備を行っていなかったので、出品期限までの3週間弱の期間がとてもタイトでした。おまけに「本業」も例年以上の繁忙期に入って、作品を作るための時間が削がれてしまう始末。
このような事態では、絶対に心が折れると思い、私のFacebookページに「【スタンプショウ出品日記】」というタイトルで作品制作の進捗状況を逐次報告していました。

そのおかげで、出品期限の27日に間に合う、24日の深夜には完成し翌朝には出品先に発送できました。
作品名については、「スタンプショウ2014」のサイトでの発表までお待ち願います。

末筆ながらこの1ヶ月間、諸般の業務が滞っておりました。
4月から5月にかけては、家族内の恒例となっている行事以外に予定は入っていませんので、時間のある限り対外的、個人的に滞った業務を済ませていきたいと思います。

ゴッコカードラックの代わり

ハガキに切手を貼った後、そのまま重ねてしまうのは精神衛生上良くないので、暫く乾かしています。
少ない場所でいかに乾かすかと考えれば、「立ててしまう」という選択肢に。
「ゴッコカードラック」という、「プリントゴッコ」のサプライ品のカードラックも探せばまだ売っているようですが、どうも購入意欲が湧かない。
そんな矢先、100円ショップの店頭をぶらぶら歩いていて、閃きました。

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100円ショップで、小物整理用の仕切り板を購入します。
切って使えるタイプで、一番背の低い物で充分。
私はダイソーで買いましたが、セリアでもキャンドゥでも銘柄は問いません。

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仕切り板を適当に切ります。
「井」の字の真ん中をとても長くした感じで。こうすれば、自立します。
これで、完成。構想1分、製作2分、合計3分でした(笑

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実際、ハガキを立ててみました。
私のように、切手を貼るだけの人だったら、これで充分でしょう。
プリントゴッコの方が、短いスペースに沢山立てられますが、そこは性能は価格に比例すると言う事で…(笑
あとは、長い方の間隔は皆さんの好みに合わせてください。

搭乗券入れ

年が明けてから、時間を見つけて昨年後半の郵趣活動で得た品々を整理しています。

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全日本空輸(ANA)の搭乗券入れに、1978年5月20日発行の「新東京国際空港開港」記念切手を貼り成田空港郵便局の欧文ローラー印を切手発行日に押印しています。

見たときから違和感を感じていたので、すかさず入手。
それは、なぜANAの搭乗券入れなのか?
普通だと、日本航空のチケット入れでは…と思うのは、航空マニア入ってますね(笑

実際ANAへホームページ経由で問い合わせてみました。
ホームページの会社沿革で紹介されていて、初就航の路線は全て採り上げられています。
ANAとしての成田への初就航は1978年8月1日からで名古屋との間を結ぶ便という事が分かりました。成田空港の開港2ヶ月後で、国内線です。
この記念品を作った人がどのような意図で作っているかがとても気になる。私のようなANA好きなのか、当時の航空運賃は意外に高いので、やむなく手持ちのチケット入れを使ったのかと、色々想像できてしまいます。

今は、日本の二大航空会社は国際線を運航していますが、成田空港が開港した当時は現在とは全く事情が異なります。
1971年に国内の航空会社が3社になって以来、
日本航空(JAL)は、国際線と国内の幹線を運航し、
全日本空輸(ANA)は、国内の準幹線とローカル線を運行し、
東亜国内航空(TDA、後の日本エアシステム、1994年に日本航空と統合)は、国内のローカル線を運行する。
という行政の指導で運航路線が指定されていました。俗に「45/47体制」と呼ばれています。

この体制には、国内航空会社の保護という観点がありました。
戦後日本での航空活動が再開されて以来、民間航空会社は合併を繰り返していました。政府からの指導もありましたが、航空会社自体が過当競争にならないよう、自主的にも行われていました。
その結果、1960年代後半には日本航空と、全日本空輸、東亜航空、日本国内航空の4社体制になり、最終的には、日本航空と全日本空輸の二社体制に整える方針でした。ところが、東亜航空と日本国際航空が合併し、東亜国内航空が発足することに。それを踏まえて、政府で航空会社の営業路線を指定する事になりました。
この体制は、全日本空輸や東亜国内航空の国際線就航は国の方針転換がなされた1985年を待つ事になります。

野方郵便局

年賀状を作っているときに、印面を見てふと気付いて郵頼しました。

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年賀葉書への押印。残念なのは日付です。曜日の関係で、新年最初の営業日が1月6日。
干支と絡むデザインの風景印を使っている郵便局については、局の通常の営業時間にかかわらず元日の日付で押印するサービスを行っても良いと思うのですが…。

押印した理由は、干支つながり。
2014年用の年賀葉書(インクジェット紙)の料額印面(切手の部分)のデザインが、「蹄鉄のお飾り」。鹿児島県曽於郡大崎町にある、「野方(のがた)郵便局」で使用されている風景印が蹄鉄を描いている事を思い出しました。

野方郵便局の風景印は、蹄鉄を外枠にした変形印で中には競走馬と神舞を描いています。
題材は郵便局近辺に、「日本軽種馬協会」の種馬場があるために蹄鉄と競走馬が、照日神社で毎年3月に行われる春祭りで奉納されている神舞を描かれています。

日本軽種馬協会」の種馬場は、サラブレッド種の競走馬を育成しています。皆さんのイメージでは、競走馬の育成といえば北海道特に日高地方を思い出す方も多いかもしれませんが、鹿児島以外でも千葉県や青森県でも育成されています。

ひとりで楽しむのも勿体ないので、日頃郵趣品を交換している方を中心に差出しています。
郵趣家の皆さんには、「年賀状は差出さない」と言っていましたが、あくまでも「記念品」という位置づけと言う事でお許し下さい(笑

「今日から夏休み」その後

夏頃に入手した物をを今頃ご紹介するという、季節外れな第2弾。

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「薩摩剣士隼人」のラジオ体操カードにスタンプを押す企画。
スタートの段階で止まっていました。

夏休みの最初と最後の日に、ちゃんとはんこをもらってきました。

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ちゃんと、ラジオ体操がリアルタイムで放送される時間帯ではんこをもらってきました。
実は仕事終わって食事済ませて鹿児島中央局が24時過ぎる頃に出向いて消印を押してもらいました。ラジオ体操のカードのように早寝早起きできない仕事柄なので…。

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スペースの関係上、途中のはんこをもらうのは無理でした。

キャンペーン最中に…

夏の話です。
抽選に弱い私が珍しく当たりました。

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当たったのは地元のスーパー「タイヨー」の「上場記念キャンペーン」の一環としてFacebookで募集していた懸賞。1000円分の店舗で使える商品券が当たりました。
中身は右から左に「上納」されるはずでしたが、封筒ごと一時期行方不明になっていました…。

それだけだったら、この場に掲載しません。
懸賞の期間中に、こんなニュースが舞い込んできました。
タイヨーがMBOで上場廃止へ 経営基盤の強化目指す西日本新聞経済電子版・2013年8月1日付)
※参考:東京証券取引所のニュース

という事で、最後の「上場記念キャンペーン」と言う事に。
しかも、懸賞の応募から発送の間に、このような出来事が起きるとは意外な展開でした。

 

2014年の展望

明けましておめでとうございます。
昨年2013年は色々とお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。

新年になったばかりですが、この一年の展望をこの場をもって述べさせて頂きます。

今年は自己研鑽を進めていきたいと思います。
昨年までの二年間、雑誌の連載記事を書くという非常に貴重な経験を積ませて頂きました。
その間で、自分の郵趣知識のなさ、文章力の無さにつくづく感じてきました。
そして、以前からのルーチンワークがこなせなくなってしまったという時間管理の悪さに辟易していました。
今後も自分を磨いていき、効率よく趣味の活動を進めていき、最終的には郵趣的な表現の幅を広げていきたい所存です。

そして、時間管理の面を考慮して、事前にお伝えしなければならない事もあります。
今年から来年に掛けて、郵趣以外の公私で様々な「変化」が生じるのではないかと個人的には予想しています。
急にその「変化」が生じた際、周囲にご迷惑おかけしたく無いためです(実際は、他の事でいつもご迷惑おかけしてますが…)。
というのも、私の本業の公休日は本来平日中心になるため、土日の郵趣イベントは今までやりくりして参加していましたが、予想が当たってしまったら難しくなるでしょう。仮に、今まで参加してきた幾つかのイベントや所用の中で、一つだけは参加可能と言う事になった場合、必ずしも「地元優先」という選択肢は起きないかもしれません。

そして、地元の郵趣界の構成員という自覚はありますので、私が持ちうる時間的、技能的な力で地元の郵趣界に協力はしていくつもりですが、協力できる範囲は現時点より狭まるでしょう。その場合は、私が問題ないと判断した事だけをお引き受けする事になると思います。

しかしながら、具体的にはどのような結果になるかは「変化」が起きてみないと分かりません。
その場合は、関係する皆さんにお伝えしていきます。

今までは、この話はあまり触れずに郵趣活動を行ってきたのですが、そろそろ変化点を迎えるのでは無いかという気持ちもありまして、この場を以て「事前通知」をさせて頂きます。

鑑真記念館(鹿児島県南さつま市)

2013年3月下旬、南さつま市坊津(ぼうのつ)町方面を訪問していました。
坊津町秋目(秋目)にある、鑑真記念館を見学したついでに、記念スタンプを押印しました。

鑑真記念館は名前の通り、奈良時代に中国から渡来した僧侶鑑真がこの地に渡来した事を記念して設置されています。
館内は、鑑真の渡来に関する資料や映像、中国との交流の資料を展示しています。

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鑑真記念館の外観。
1階部分はトイレのみ。
記念館本体は2階部分になっていて、記念館の奥から館内に入ります。

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入り口の辺りには、鑑真像も建立されています。
生まれ故郷の中国を向いているのでしょうか?

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記念スタンプ。
館内の海側は一面ガラスで覆われていて、海を眺めながら記念スタンプを押印できます。
あいにく当日はすっきりした天気では無かったのは残念です。

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鑑真記念館の記念スタンプと、坊郵便局の風景印を組み合わせて押印。
押印した12月20日は、鑑真が秋目に上陸した日。
偶然、2013年が鑑真の没後1250年を迎えます。地元南さつま市坊津町秋目では、記念のイベントも開催されました

本当は、近隣の郵便局で押印したかったのですが、最寄りにあった秋目郵便局は既に廃止。行政上の町名を基準にして、坊郵便局へ押印依頼をしました。
本当は、風景印では無く和文日付印での押印希望をしたはずなのに、戻ってきた依頼品には全て風景印での押印。ちょっと残念な気持ちになりました。

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そして、鑑真記念館に来た際には、1967年に公開された映画「007は二度死ぬ」の撮影記念碑も忘れてはいけません。記念碑には、出演したショーン・コネリーと丹波哲郎のサインの筆跡が彫られています。
日本が舞台になっているこの映画、多くのシーンを秋目の地で撮影されています。

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記念碑の設置は意外と遅く、平成になってからの建立でした。