鹿児島県枕崎市・観光スタンプラリー

枕崎市内には観光施設が何か所か有り、個別の施設で設置している記念スタンプは設置されていません。
その代わりになるのでしょうか、スタンプラリーが行われています。
スタンプラリーの台紙を参加している施設で受け取り、3箇所押印すれば年に一度の抽選に参加できるという仕組み。
専用の台紙ではなく、葉書に押して風景印と組み合わせてみました。

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観光案内所で枕崎局の風景印を押印してもらいましたので、局を変更して風景印を設置している枕崎立神(まくらざきたてがみ)郵便局へ郵頼しました。
枕崎市内の風景とカツオ漁船、立神岩を描いています。

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少し分かりにくいですが、画像右3分の2程の位置にあるちょっと飛び出た物が立神岩です。

ここで、今回押印したスタンプラリーの施設を写真で紹介します。

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左上は、薩摩酒造文化資料館明治蔵。入場無料。
薩摩焼酎「さつま白波」の醸造元の工場を見学コースにしたものです。
上の写真は、ここにある展望台から撮影したものです。
木造のらせん階段で上がっていくのも、貴重な体験です。

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右上は、枕崎市文化資料センター南溟館(なんめいかん)。入場無料。
枕崎駅から徒歩10分程で行ける場所です。車で行く場合、ナビが無いと迷ってしまう可能性あります。
美術館として運営されています。海老原喜之助や吉井淳二といった鹿児島出身の画家の作品や、浮世絵なども収蔵されています。

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左下は枕崎おさかなセンター。入場無料。
枕崎漁港から水揚げされた海産物や、鰹節などの加工品を中心に、市場の雰囲気で買い物が楽しめる施設です。
展望レストラン等もあるので、食事もできます。

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右下は枕崎市かつお公社。
こちらにも直売所がありまして、枕崎の特産品を購入出来ます。
冷凍されたカツオを処理する工程が見学でき、工場の方の手際の良さに目を見張ります。

最後に、スタンプラリーの台紙。
途中でスタンプラリーである事に気付いて、用紙を受け取っていませんでした。
という事で、コンプリートならず。もう一度、訪問する機会を作ろうかな…。

枕崎駅前観光案内所(鹿児島県枕崎市)

枕崎シリーズの2回目。

枕崎駅で、写真が予想外に多くなってしまいましたので別記事にしました。
枕崎駅には駅舎がありませんが、駅前に観光案内所があります。
ここに、記念スタンプが設置されています。

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デザインが旧国鉄時代からある「わたしの旅」の駅スタンプと酷似ししていますが、「わたしの旅」は駅スタンプの上部は駅のキャッチフレーズが、下部は路線名と駅名となっているため、JR設置の駅スタンプではありませんのでご注意下さい。

図案は、枕崎で水揚げされるカツオと名所、立神岩を描かれています。
後日、枕崎郵便局へ郵頼して風景印を押印してもらいました。枕崎郵便局の風景印も同じ題材を取り上げてる上、デザインも類似しています。

もうひとつ、小さなスタンプも用意しています。

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こちらは、立神岩だけを描いた物。

観光パンフレットも多数ありますので、枕崎に着いてどこを巡って良いか分からない方は観光案内所を目指すのも良いかもしれません。

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駅構内にあった旧駅舎のサインと今の観光案内所を見比べると、観光案内所が旧駅舎のイメージで建てられているような気がするのは、私だけでしょうか?

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灯台をモチーフにしたモニュメントは、前の記事で話題に出た旧駅舎時代に駅舎の前にあった物を移築したそうです。

JR九州・枕崎駅(鹿児島県枕崎市)

本当は、先にアップしなければならない記事もありますが…。
2013年1月9日、枕崎近辺を回ってきました。

まずは、JR九州・枕崎駅に訪れてみました。

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線路がここまでで止まっています。
終着駅という感じがするのですが、かなり殺風景。

駅構内。終点のマーク。

殺風景な理由として、駅舎が無いからかもしれません。
以前は、駅舎もありましたが、現在は駅舎がありません。(2013年1月9日現在)。
その理由は、枕崎駅の駅舎はJR所有ではなく、先に開通していた薩摩半島の西側を通っていた鹿児島交通枕崎線(旧南薩鉄道)の所有でした。1984年に鹿児島交通枕崎線が赤字続きの状態に追い打ちを掛けるように、1983年の豪雨災害で廃線された後も駅舎は残っていましたが、鹿児島交通側の事情で2006年に駅舎は取り壊されました。その跡地にはスーパーとドラッグストアが建っています。

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駅構内には、昔の駅舎の写真を掲げたサインもあります。

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駅舎を復活しようという動きもあり、2012年の夏には駅舎デザインが発表されました。
訪れたときには、工事が始まっていました。
枕崎を訪れようとした数日前に、テレビでも工事を始めるという紹介も行われていました。

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駅の入口は、ドラッグストアの横から。
入口のサインが無ければ、駅の入口だと分からないでしょう。

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駅前には、鹿児島交通のバス停も設置されています。
止まっていたのは、皮肉にも鹿児島中央駅行きの「新幹線リレー号」。
便数や時間を考えると、鹿児島まではバスの方に分がありそうです。

で、記念スタンプは「枕崎駅としては」ありませんでした。

ラジオ出演しました。

放送出演時のパーソナリティの方々との写真
番組のパーソナリティの方々と。
右側が野口拓男さん、左側が栄徳多賀子さん。
地元鹿児島では有名人の方です。

1月19日、南日本放送(MBC)のラジオ放送「スバッ@RADIO 青だよ!たくちゃん」という番組に出演しました。
放送内容に関しては、こちらをご覧頂ければある程度把握できます。

番組の放送風景。背中を向けている右側が私です。
南日本放送はネットとの融合に積極的で、奥の男性スタッフはブログ用の写真を撮影しています。

今回はイベント等を開催する事のある、収集家視線で本題に入ります。

実は、マスコミなどの取材や放送出演が記憶ある分だけでも3回目。
取材や放送までの課程を経験した中で、地方でマスコミからの取材が受けた時の経験から話をします。
参考にならないかもしれませんが、ご興味あればご覧頂ければ幸いです。

1)誘われたら、断らない
過去、幾つかの媒体に登場する機会を頂いたのですが、最初にオファーを受けた方からの「下請け」でした。
最初にオファーを受けた方が「私は都合が悪いので対応出来ないから、紹介する」と私に振られて応じるケースが大半。
例えると、ダチョウ倶楽部のギャグの、仕方ない素振りして「じゃあ、自分がやる」と言ったら「どうぞ、どうぞ」と周りが言う状況。
仕事を持っている立場だと、時間的な都合が合わなければ仕方ありません。しかし、休みが重なっていたり、相手が自分の都合に合わせてくれる場合は快く応じる事が必要だと思います。

2)趣味人の「普通」は普通じゃない
取材を受ける事が決まったら、話する「題材」を決めなければなりません。
イベント紹介などでのオファーがあったとしても、話の「前振り」で自分のコレクションを紹介して欲しいという事になると思って下さい。
題材を決めるときに、自分たちの普通は普通じゃない事を認識しておいた方が良いでしょう。
イメージとしては、普通の人にコレクションを見せたときにリアクションが良かった物と思っても過言ではありません。
但し、ただ単に可愛いとかでは通用しません。特徴のある切手をを準備した方がつかみが良いです。。
私が実際経験したものでは、変わった素材でできた切手やペニーブラック(世界最初の郵便切手)や竜文切手(日本最初の郵便切手)といった、最初の切手などがやはり目に留まるようです。
竜文切手よりもコストパフォーマンスの良い、ペニーブラックは必需品だと思いました。

3)地元物は必須
地方のマスコミは地元愛が強いのは地方在住者だと分かるはずです。
私も最近まで、地元に関するを軽視している傾向がありましたが、これらの経験をする中で地元に関する郵趣品を集めておいた方が良いと意識しだしました。
前の項目に相反しますが、少し説明をすれば分かってくれそうなものでしたら、ちょっと専門的な物でも構わないと思います。
例えば、今は制度として無くなった鉄道郵便でしたら、制度の内容や路線名(廃止路線が尚良い)を伝える事で1枚の単片やカバーで奥深い話ができます。
専門的な物が用意できなくても「付け足し」程度の扱いになるかもしれませんが、郵趣の場合地元の風景印を紹介しても良いかもしれません。
これは、他のコレクション系の趣味でも同じ事が言えるのでは無いかと思います。

4)ネタは最低2テーマで数量は余分に
題材の選定する際、最低2テーマは準備し、余分だと思うほどの数量を容易しておいた方が良いと思います。
万が一、ひとつのテーマが担当者から拒否されたり「ほかの系統のテーマがありませんか?」と聞かれた時の対応に苦慮するかもしれません。
担当者が自宅に訪問する場合は、コレクションと相談ができますが、自分が出向く場合は一発勝負になります。
ネタ切れしてしまうよりは、多めにネタを持参した方が余裕ができます。
切手の場合、ボストークバインダー2冊分の物があれば充分でしょう。

5)マニアックであるな、だがマニアックであれ。
2)の続きの様な物ですが、趣味の事を説明するにあたり、趣味用語を並べるのは止めましょう。
相手は趣味の知らない普通の人です。専門用語をどうしても使わざるを得ない状況が出てくると思いますが、その際は用語の置き換えをしていきましょう。
それでも難しい状況が出てくると思いますが、周りの事を簡単に噛み砕いて説明すれば何とかなります。
自分が使っている用語を普通の人に分かりやすく説明できるのが本当のマニアックな人ではないかと思います。

6)田舎ほど情報は発信すべき
マスコミに登場する機会となったきっかけは、マスコミの方の目に何らかの形で目に触れた事だと感じています。
私の所属する日本郵趣協会鹿児島支部では独自のホームページを作っています。担当の方に訊いた所、今回のラジオ出演は担当者の方がこのホームページを見られて連絡を取られたとの事。
その前は、「スタンプショウかごしま」の周知を、鹿児島市内のマスコミ各社に郵送したのがきっかけです。鹿児島の場合、それ以前に色々な「下地」が作られていた事もあります。
鹿児島のような地方の場合、マスコミの方も普通でない事をやっていれば興味を持って頂ける事が多いと感じています。
周知をする機会があるときに「付け焼き刃」でも構いません、地元大手の新聞社や在京キー局系の放送局だけではなく、コミュニティ放送局やケーブルテレビ、タウン情報誌で独自取材をやっている所のチェックを行って、周知をするべきでしょう。
そして、組織化しているのであればホームページをつくっておいて検索エンジンで紹介されるようにした方が良いと感じています。

最後に、このような「経験」は滅多にできない事です。
経験できる状況を作って下さった皆様、そして目を向け耳を傾けて下さる皆様に感謝致します。

2013年もよろしくお願いいたします

桜島

大変遅くなりましたが、本年もよろしくお願い致します。

本年も、一気にブログ更新しては急に止まってしまうパターンに陥るかもしれませんが、できる限りコンスタントに記事をアップできるように気持ちだけは持ち続けたいと思います。

写真は、年末に撮影した桜島。
相変わらず、元気に爆発しています。

20年前の最新鋭機のFFC

前記事のボーイング787のハガキに関連した物を、椙山哲太郎様より頂きました。
JAPEX会場の切手商ブースで私が見逃していたものを捕獲して下さっていました。

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ボーイング747-400こちらも参照)のANA鹿児島・羽田便の初フライトのカバー(FFC=First Flight Cover)です。
1991年(平成3年)7月20日の最終便が鹿児島発の初フライトでした。
特筆すべき事として、このカバーが作成された時は既にボーイング747-400はANAの国内線の別路線で使用されていました。
ANAの年表を参照すると、1年前の1990年(平成2年)11月1日に羽田-伊丹線で使用開始された事が分かります。

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時刻表から、羽田-鹿児島便の部分やANAのロゴなどを切り抜いた事で、初飛行カバーと言う事を20年以上経過しても、分かるようにしているのは後から収集品を引き継いだ人にとってはありがたい話。詳しい話は後からしますが、従来からの機材と機種名が変わらないため、分かりにくいのですが…。
余談ですが、時刻表の機材に、「TR(=ロッキード社のL-1011トライスター)」の表記がされているのが懐かしいです。

この旅客機でこの記事を書いている時点で一番知られているのは「ポケットモンスター」のキャラクターを 描かれた「ポケモンジャンボ」ではないかと思います。
偶然、JAPEX参観で羽田空港に到着した際に、見かける事ができました。

この機種に関しては、飛行機に詳しくない方のために説明しておいた方が良いでしょう。
「ジャンボジェット」と呼ばれる、ボーイング747は1970年代に登場した2本通路を有し(ワイドボディと称されます。)、4基のエンジンを搭載した大型の旅客機。この旅客機の出現により、空の旅が一般庶民にも手が届くようになったきっかけとなりました。

そして、1985年にはこのカバーの題材となっています。当時の最新技術を導入した「ハイテクジャンボ」と呼ばれる-400が使用開始されました。それまでの従来型の機種を「クラシックジャンボ」と呼んで区分されます。

当時では最新鋭の大型旅客機だったこの機種も小型機と比べると燃費効率が悪い事と、航空会社の運航方針が一度に大量の乗客を運ぶ形態から小さめの機体で多くの回数を運行させる形態への変化したこともあり、活躍の場が縮小される事に。特に、伊丹空港では騒音問題で2006年4月1日以降、3基以上のエンジンを搭載した旅客機の有償飛行での離着陸を完全に禁じられた事が大きな影響を与えました。
日本航空では、経営破綻時の再建のためリストラ対象の機種に2012年3月に全ての機体が退役されていますが、ANAでは、この機体を「テクノジャンボ」という愛称を付けて現在も羽田空港と千歳空港、福岡空港、那覇空港を結ぶ便を中心に運航しています。

今回紹介の-400シリーズの後継として、更に新しい技術を投入した-800シリーズが2011年より使用されています(貨物機は2010年から)が、残念ながら日本の航空会社では運航されていません。

羽田空港(印影改正)

JAPEX参観のついでに巡った記念スタンプの押印記録。今回が最終回です。

前記事の、787搭乗記録カードの作成時に気付いた事とは、羽田空港の記念スタンプの図案変更でした。
787のハガキとは別に、いつも押している台紙に押印した分を紹介致します。

私が今回押印した場所は、第2ターミナル。
スタンプは2つあるターミナルに数カ所ある案内カウンター毎に設置されています。
今回の図案変更は2011年の10月に行われており、今までは第1ターミナル、第2ターミナルで異なっていた図案が共通図案に変更されています。
今までは通常のゴムのスタンプにスタンプ台を設置していたタイプでしたが、今回からはシヤチハタのXスタンパーを使用した物に変更されています。

以前も紹介していますが、念のため9月まで使用されていた記念スタンプも再度紹介しておきます。

第1ターミナル。
メインで使用しているJALのコーポレートカラーに合わせて赤いスタンプ台を使用していました。
2011年に横浜で開催された国際切手展の参観の際に押印、羽田空港局の風景印を押印し引受してもらいました。

第2ターミナル。
メインで使用しているANAのコーポレートカラーに合わせて、青のスタンプ台を使用していました。
2012年1月の家族旅行の際に押印、鹿児島中央郵便局前のポストに投函しました。

ANAの機内ハガキと…

JAPEX参観のついでに巡った記念スタンプの押印記録です。

JAPEX参観での裏メインイベントが最後に待ち構えていました。
それは、ボーイング787型機に搭乗する事。
正直な話をすれば、割引運賃の最安値で乗れる一番遅い便の機材が787だったというだけ。
本音はひとりで行く郵趣イベントの時には最終便を利用したいところですが、そこは財布とのバランスを優先させる事に。

搭乗した鹿児島便、羽田空港第2ターミナルの改装工事のあおりを見事に受けて、バスに乗せられて少し離れた所からタラップで搭乗。
787でなければ怒りたいところですが、787がずらっと並んでいる所を見られて逆に嬉しかったです。

偶然、数機ボーイング787が並ぶ姿を至近距離から見られました。
そして、今回の搭乗に因んで、ANAの機内でもらえるハガキに羽田空港のスタンプを押印し鹿児島に到着後鹿児島中央郵便局のゆうゆう窓口で記念押印しました。

このハガキは、ANAの運行する便だと飛行中にキャビンアテンダントに欲しい事を伝えるともらえます。
空の写真を撮りながら飛行中の時間を楽しもうと思ったのですが、 カメラ越しに外を眺めると窓の構造の関係で機内もバッチリ写る仕様。
写真を撮るのは諦めて、機内で宛名書きやお礼状を書いていたら、帰り際にハガキを渡してくれたキャビンアテンダントの方から「無事、ハガキは書けました?」と笑顔で聞かれてしまいました…。

そして、羽田空港のスタンプを押して「おやっ?」と思った事がありました。
この件は次の記事で述べていきます。

JR東日本・品川駅

JAPEX参観のついでに巡った記念スタンプの押印記録です。

品川宿を描く品川駅の駅スタンプ。
品川駅・高輪口にあるポストから差し出しました(高輪郵便局の消印で引受)
印影が薄いため、画像加工した印影を紹介しておきます。

同時に、「JR東日本品川駅開業140年」を記念したスタンプも使用されていました。

蒸気機関車と現在の駅舎を描く、「JR東日本品川駅開業140周年記念」のスタンプを押印。
品川駅・高輪口にあるポストから差し出しました(高輪郵便局の消印で引受)
印影が薄いため、画像加工した印影を紹介しておきます。

品川駅も、飛行機で上京した時に初めて乗り換える駅のひとつですね。
ここも普通だと京急線への乗り換え口に急いで向かう場所です。
立ち寄って、駅スタンプを押印する事に。駅スタンプは、みどりの窓口に設置していました。

記念スタンプを置いているみどりの窓口のすぐ横に、デジタルサイネージも設置されています。
パネルの枚数が半端ないですね。

土曜日なので、大きな局のゆうゆう窓口以外は郵便局の営業は行っていませんので、仕方なくポストに投函。
京急の窓口で記念スタンプがあるかも確認したかったので高輪口へ行きましたが、残念ながら京急はスタンプを設置せず。