2013年3月下旬、南さつま市坊津(ぼうのつ)町方面を訪問していました。
坊津町秋目(秋目)にある、鑑真記念館を見学したついでに、記念スタンプを押印しました。
鑑真記念館は名前の通り、奈良時代に中国から渡来した僧侶鑑真がこの地に渡来した事を記念して設置されています。
館内は、鑑真の渡来に関する資料や映像、中国との交流の資料を展示しています。
鑑真記念館の外観。
1階部分はトイレのみ。
記念館本体は2階部分になっていて、記念館の奥から館内に入ります。
入り口の辺りには、鑑真像も建立されています。
生まれ故郷の中国を向いているのでしょうか?
記念スタンプ。
館内の海側は一面ガラスで覆われていて、海を眺めながら記念スタンプを押印できます。
あいにく当日はすっきりした天気では無かったのは残念です。
鑑真記念館の記念スタンプと、坊郵便局の風景印を組み合わせて押印。
押印した12月20日は、鑑真が秋目に上陸した日。
偶然、2013年が鑑真の没後1250年を迎えます。地元南さつま市坊津町秋目では、記念のイベントも開催されました。
本当は、近隣の郵便局で押印したかったのですが、最寄りにあった秋目郵便局は既に廃止。行政上の町名を基準にして、坊郵便局へ押印依頼をしました。
本当は、風景印では無く和文日付印での押印希望をしたはずなのに、戻ってきた依頼品には全て風景印での押印。ちょっと残念な気持ちになりました。
そして、鑑真記念館に来た際には、1967年に公開された映画「007は二度死ぬ」の撮影記念碑も忘れてはいけません。記念碑には、出演したショーン・コネリーと丹波哲郎のサインの筆跡が彫られています。
日本が舞台になっているこの映画、多くのシーンを秋目の地で撮影されています。
記念碑の設置は意外と遅く、平成になってからの建立でした。