8月のお盆過ぎに、嫁さんの実家がある出水市へ帰省することが恒例行事になっています。
今回は仕事の都合で、出水への移動は鉄道を利用する事に。

肥薩おれんじ鉄道西方-薩摩大川間の車窓から撮った一枚。 鹿児島県側は、折口(おりぐち)から薩摩高城(さつまたき)の間は海沿いを走るため、東シナ海の眺めが綺麗です。
列車の乗り換えの時間に余裕を持たせて、以前から押印したかった記念スタンプを押印する機会が得られました。
実際は、乗車区間は川内ー阿久根間。出水駅は自家用車で訪問してしまいました。
熊本県八代市の八代駅から、鹿児島県薩摩川内市の川内(せんだい)駅の間の「肥薩おれんじ鉄道」。九州新幹線の開業時に運営を転換されたものの、沿線の過疎化もあり厳しい経営を強いられている状況です。
その中で、「おれんじ食堂」をはじめとする観光列車を運行したり、年に数回料金一律で乗車できる日を設けたりと、集客に力を入れています。
そのうちのひとつとして、2016年の春から鹿児島県内の主要駅で使用し始めた記念スタンプ。3つの駅の記念スタンプを重ね押しすると、上の様な図案になるという凝った仕掛けがなされています。
それぞれの図案は以下の通りです。
- 川内駅に設置のスタンプ。薩摩川内市に伝わるガラッパ伝説と、9月に行われる大綱引を題材に、ガラッパの綱引を描く。消印は川内局の風景印を押印。西方海岸と薩摩川内市の市木のクロガネモチを描く。
- 阿久根駅に設置のスタンプ。ボンタンをはじめとする柑橘類が特産品。消印は阿久根郵便局の風景印を押印。阿久根大島と生息するシカ、温泉を描く。
- 出水駅に設置のスタンプ。ツルと、出水駅近隣にある武家屋敷で運行される牛車を描く。消印は出水郵便局の風景印を押印。出水平野に渡来するツルと田園風景を描く。
阿久根駅と出水駅には別図案の記念スタンプも設置されています。
- 阿久根駅の駅スタンプ。
- 出水駅の駅スタンプ。ツルとおれんじ鉄道のロゴの消しゴムはんこ。状態があまり良くありませんでした。

川内駅のJR九州と肥薩おれんじ鉄道の境目部分。写真手前側がJR九州。駅事務所前には、SUGOCA(JR九州の交通系電子マネー)の簡易改札機も設置されています。
押印のためのプチ情報を。
川内駅と出水駅はJR九州の駅も併設されていて、記念スタンプも設置されています。また、出水駅には地元の特産品の販売施設「飛来里(ひらり)」も記念スタンプを使用しています。
肥薩おれんじ鉄道の川内駅の事務所は、JR川内駅の在来線ホームの奥にあるため、JRの入場券が無いと行けません。
出水駅のスタンプは、出水駅の事務所にはありません。隣にある肥薩おれんじ鉄道の事務所に置いています。普通の会社の事務所のような雰囲気ですが、スタンプを押しに来たことを伝えると事務所の奥からスタンプ台を用意して、気軽に押印できるようになります。

肥薩おれんじ鉄道川内駅事務所内の駅スタンプスペース。 重ね押しするとひとつの図案になる案内も設置されています。
私は重ね押しに見事に失敗していますが、押印用の定規を備え付けています。私は、その定規を使っていても失敗していたでしょう…。