「年賀状の限界」を感じて

11月22日から23日の1泊2日で東京の浅草で開催されている全国切手展〈JAPEX2013〉を参観してきました。会場での出来事に関しては、機会があれば紹介します。

今回の「本題」は、そこで差し出したハガキの文言に対しての「弁明」です。郵趣家の皆様はもとより切手を通してつながっている皆様にお送りしています。
文面を見て、不快に思われる方もいらっしゃると予想しますので、皆様へ届く前にあらかじめこの場で細かい部分を表明しておきます。

改めて申し上げますが、郵趣家の方に向けては今後年賀状等年末年始の挨拶状は当方からは差し出す事を控えさせて頂きます。
その代わり、年賀の時期を避けて郵趣イベントや外出先から近況報告を兼ねて時々手紙を送るように致します。
郵趣・切手以外でつながっている方には、今まで通り年賀状を差し出します。

このような結論に至ったのは、記念スタンプと風景印をコラボした記念品などを作りだし、その楽しさにどっぷり浸かってしまうと、年賀状を絡めた郵趣品の作成の難しさというのを感じました。変化球を投げようと思っても投げられない事にやきもきしていました。

その理由は、
●一部の局を除いて、新年の営業開始が1月4日以降になる。
干支の動物を描いた郵便局の風景印を押印してても、1月4日以降の日付では間抜けだと感じてしまいます。
●年末年始の繁忙期に、(気持ち的に)頼みづらい。
干支の動物を描いた郵便局の場合、郵頼が殺到しているはず。年末年始進行の最中、押印依頼をするのは郵便局側も郵頼する私もバタバタしてお互い良い物が作れないと感じてきます。
●同じ50円だったら…
年賀状の整理、どのようにされていますでしょうか?
私の場合、切手を貼っていたり消印を押している年賀状は自分のコレクションとして保存しておきますが、それ以外の年賀状は輪ゴムで束ねて保管しているだけ。頂いた年賀葉書の多くが、輪ゴムで束ねられる存在になってしまいます。
私も年末年始はそれなりにバタバタしてしまいますので、最悪の場合忙しさにかまけてポストに投函してしまいそうです。そうなったら、自分の整理区分としては輪ゴムで束ねられる方に行ってしまいます。それはとても悔しい。
同じ50円(+α)を使うのでしたら、一手間加えて皆さんのコレクションとして納めて頂きたいというのが私の気持ちです。

これらの理由で、年賀状という形では無くそれ以外の形で郵便物を差し出していきたいと思った次第です。

しかしながら、皆さんが私のようにひと工夫した郵趣品を作成されるとは限りません。
作られない方は、「年賀状でも構いませんので、今後も年に一度の郵便での交流をお願い致します。」とお送りしたハガキで締めくくっている次第です。

このような私ですが、今後ともよろしくお願いいたします。