配達地域指定郵便(1)

Facebookで、配達地域指定郵便の使用例を紹介したら、反応がありました。
そこで、3回ほど紹介していきたいと思います。

配達地域指定郵便という制度、普通の人には馴染みが無いはず。ざっくりと言えば、
ダイレクトメールのポスティングを郵便のインフラで行うサービス。
もちろん、普通の手紙と同様に郵便料金は必要になってきます。
新聞の折り込みと比べると高価ではありますが、新聞を購読していない指定エリアの全てに配達できたり、発送する側としては顧客リスト不要で配達するエリアを丁目単位で指定できたりするメリットもあります。

 

まず1通目は、2011年秋に近所に出来たガソリンスタンドのオープン告知です。
透明な封筒に宛名ラベルとオープンの告知と、詳細のチラシが裏面に入っていました。

ANAのマイルを貯めている私には関係はあるのですが、一番お得なのはエネオス系のスタンドになってしまうので、私はコレクションに直行しました。

普通の人から見ると、ダイレクトメールはすぐゴミ箱に行ってしまいがちです。
しかしながら、私たちのような郵便に対して興味を持っている者にとっては、些細な違いで集める対象になるケースもあるので、毎日届いた郵便物には目を光らせてしまいます。このようにコレクションに残る物は希になりますが…。

この封筒は、幾つかの題材として利用できそうです。
1.ガソリンスタンドのオープン→自動車関連
2.出光興産→自動車関連、出光美術館を所有しているので、美術関連
3.出光のアポロマーク→ギリシア神話のアポロンをイメージのため、ギリシア神話
5.イメージキャラクターのウルトラマン→特撮・ヒーロー物
4.販売会社の南国殖産→終戦直前に「南国兵器」として創立。兵器、軍事関連。現在は航空燃料も販売しているので、飛行機のテーマにも利用可能では?

なぜか、宛名の下の給油所名称の部分にシールが貼られています。
よく見ると、給油所名を間違えて印刷してしまったため、上から正しい名前のシールを貼っています。
恐らく、封入まで終わった時に気付いたのでしょう。不幸中の幸いなのは、透明な封筒であった事。開封するのも手間になるので、時間も無いと言う事で、封筒の上からシールを貼ってしまったのでしょう。
封を開けて誤字を気付いた人のリアクションが気になります。