Windows8

珍しく、初日に購入しました。
いつもならば、様子見してから検討するところ。スペックの要件も満たしそうですし、RC版でネットブックに入れて大丈夫だったので、珍しく見切り発車で買ってしまいました。

10月26日に一般向けに発売開始された、Windows8。
既に、RTM版などで使用されている方もいますので、個人的な覚え書きという事で話を致します。

パッケージを開けた時に驚いた事が、シンプルすぎる中身。
64ビット版と32ビット版のメディア、プロダクトキー、そして約12センチ四方の1枚のカード。
「本当に」簡単な走り書き程度の説明になっています。
チャームの出し方しか書いていない、潔さ。

早速、インストールを始めました。
使い方を紹介したサイトではありませんので、途中の操作方法は省略します。
「素直ではない」使い方をしている私にとっては、何ヶ所か罠に陥る場面に遭遇しましたが、それでも私の機種では6時間程度でアップデートは完了しました。
罠に陥らずに、普通にインストールが進められていれば、半分くらいの時間で済んだかもしれません。

その「罠」を紹介していきたいと思います。

1.MacAfee(Windows8対応で無いバージョンは削除)
セキュリティ対策ソフトとしては昔からあるソフトですが、最近はインターネットプロバイダの標準添付サービスで良く使用されているソフトになっているような気がします。
私が利用しているは九州電力系のBBIQでのサービス。加入者には標準で利用可能なサービスで使用するソフトとしてMacAfeeが採用されています。私がアップデートを怠っているのかもしれませんが、インストール時にアップデートアシスタントで互換性をチェックされると見事に「削除してください」という指示が出てしまいました。しかも、一度削除した後にはアップグレードウィザードは最初から始まってしまいます。
余談ですが、アップデートウィザードで「削除してください」と指示されたプログラムはアンインストールしないと絶対に前に進めない模様。指摘されたソフトは全て削除してからもう一度初めからインストール作業を行うという気持ちで進めておいた方が、精神的にはスッキリするかと思います。
私が使用したMcAfeeは、Windows8にアップデートが完了した時点で、再度プロバイダのサイトからインストールを行っていけば、動作上問題が無い様子です。

2.Logitec USB機器管理ツール for Windows(再インストールで対応可)
ロジテックのブロードバンドルータでUSBプリンタ接続可能なモデルに添付しているソフトです。
Windows8にアップデート後「プラグインが見つからない」というメッセージが出てきますが、再インストールで解消しました。

3.USJP(削除後8へのアップデート推奨)
先にソフトの事を説明すると、日本語配列のノートパソコンに英語配列のキーボードを接続しても、それぞれのキーの刻印通りに入力が出来るソフトです。こんなソフトを使う人って少ないでしょう(苦笑)。
一番、これに手こずりました。恐らく、キーボード入力の部分を触っているせいでしょうか、 Windows8には非対応。しかも、メーカーのサイトではちゃんと書いているのですが、書いている場所がダウンロードページだけ、そして目立たない。ある程度知識ある人向けのソフトなのでこれで問題は無いはずです。
実際起きた症状としては、このソフトに添付されているドライバが邪魔をして、キーボードの入力を一切受け付けられなくなります。私はソフトを削除し、デバイスマネージャーでエミュレーションしているドライバを見つけて削除してようやく解決しました。当然ですが、日本語入力を強いられます。アンダーバーが入力できないのが痛いところです。
メーカー様には頑張って頂くとして、その間は日本語配列で仕方なく使っていくしか方法がなさそうです。もう、これを機に日本語キーボードへ切り替えするというてもアリなのですが、使っているキーボードで指の動く場所が変えている(というよりも、勝手に動く)自分には無理そうな話ですし…。

以上3つが大きなトラブルと言える部分で、それ以外の周辺機器はほぼすんなり移行する事が出来ました。
さすがは、正式なバージョンが6.2だけあります(Vistaが6.0、7が6.1)。

2画面で使用した時の表示をご紹介しておきます(クリックすると、拡大されます)。

Microsoftアカウントは持っているのですが、諸般の兼ね合いが発生しまだ登録させていません。

今まではメイン画面にしかタスクバーが表示されませんでしたが、 2画面ともにタスクバーが表示されます。タスクバーにアイコンを配置している事で今までのショートカットの役割も果たしますため、ポインタの移動量も少なくなりそうな期待が持てます。

「新しいスタート画面」が斬新すぎて分からないという声もありますが、Windows7までに準じた形であるデスクトップモードでの環境をしっかりと整えた後に、少しずつ「新しいスタート画面」でのWindows8の世界を堪能していくのが賢明なのでは無いかと個人的には感じています。