郵趣におけるNHKの活用法

地元に関する郵趣品を集め始めるようになって、意識し始めたのがNHKの存在。
意外と、NHKに関係する物で郵趣的な収集対象に化けさせる事ができます。
その方法をご紹介します。

その1:往復はがきを出してみよう
NHKの放送を注意深く観ていると、NHKの公開放送が行われる際に抽選があること告知しています。
日曜日の正午過ぎに行われる「のど自慢」をはじめとする公開放送を行う際に、NHKでははがきによる参加募集の抽選を行うことが多いです。基本的に往復はがきを差し出し、その結果を参観希望者に返信する形を取っています。
抽選の際に、手元に送られるハガキには地元にちなむ題材となりうる記載が行われることがあるので、その実例を紹介します。


2011年(平成23)年に出水市で公開生放送された「のど自慢」の抽選結果。残念ながら外れてしまいました。
但し、はがきの上面に「出水市市制施行5周年記念」という名称が入っています。平成の大合併で旧高尾野町と野田町が合併し、(新)出水市としてからの年数の換算になります。
郵政民営化以前、特に昭和から平成に変わった頃までのように、何かのイベントに絡めて郵便局側で記念品を作ったついでに小型印も使用されていた頃だと、郵趣的なカバーを自作することが容易でしたが、日本郵便が消極的になってしまった現在ではコレクションに入れられる手段として取り入れられるのではないでしょうか?


もう一点提示しておきます。
この記事を投稿した直近に開催されたNHK鹿児島放送局開局80周年を記念した事業で、開催されたコンサート。2枚差し出して、抽選に当たった分と外れた分とが1枚ずつ届きました。
このように、複数枚差し出すことは忘れられがちですが大事なことです。番組参観をした場合、受付ではがきを回収されてしまいます。そうなると、コレクションとして残すことができません。1枚のはがきで複数名参観できるようになっていることが多いので、ご家族がいらっしゃる方は、ご家族の人数分応募し、収集用に自分とご家族の名前で複数枚差し出すと、最低1枚は手元に残せます。今回は、当たった分のはがきは泣く泣く回収する羽目になり、外れのはがきにはイベント名しか描かれていない、当たりのはがきのスキャンデータを添えなければ調べないと分からない状態に…。
尚、応募の際の注書きにも書かれていますが、応募のはがきを差し出すことで、NHKの受信料を支払っているかのチェックも入るようです。
最後にこのコンサート、鹿児島県内での放送は予定されていたのですが、はがきに記載の放送予定日の直前に口永良部島の新岳が爆発し、その日は口永良部島関連の特別番組を放送することになり、放送日が延期になってしまっていまいました。

2.連続ドラマのはがき
番組参観ができると、会場ではささやかな記念品が進呈されます。中には、BS放送のスケジュールや、BSキャラクターのシールがあったりしますが、郵趣的に使えそうなのは大河ドラマや朝の連続テレビ小説のPR用の私製はがき。

Jpeg
このはがきを利用して、郵趣的な記念品を作成した例がこちらです。

花燃ゆ表
2015年1月4日から放送開始された大河ドラマ「花燃ゆ」の放送開始を記念して作成ました。
通信面は「花燃ゆ」のポスターと同じデザインになっています。
2014年12月下旬に放送された地元局の情報番組の公開放送でもらった絵はがきの中に入っていたもので、放送日に合わせて山口県の萩郵便局に郵頼をしました。偶然、萩郵便局のゆうゆう窓口が20時までの営業を行っているので、大河ドラマの放送時間に合わせる形で風景印と和文印を押印してもらいました。
番組PR用の絵はがきに関しては、(常識の範囲内で)ある程度の枚数をもらえる可能性があります。放送局ではありませんが、東京都港区にある放送博物館に訪問した際に、絵はがきが「ご自由にお持ち帰りください」と言わんばかりに山積みされた状態で自由に取れる状態になっていました。地元のNHK放送局でも、受付で相談をしてみると良い結果が起きるかもしれません。

3.実際にNHKに行ってみよう
NHKの放送局には、記念スタンプがあることはご存じでしょうか?各放送局のロビーは、NHKの事業を紹介したり、今までのNHKの放送をオンデマンドで視聴することができるようになっており、一般開放されています。
そこには記念スタンプが用意されており、希望者は気軽に押印することが可能です。
私が記念スタンプを押印したのが2013年7月。その時には、NHK-BSのキャラクターの「ななみちゃん」の現地バージョンを中心に設置されていて、鹿児島の「西郷ななみちゃん」、「ロケットななみちゃん」など、幾つかのバリエーションがありました。
記念スタンプを押印して、放送局最寄りの郵便局ならびに題材に因んだ郵便局の消印とのコラボレーションが楽しめます。

NHK鹿児島
その一例として、「西郷ななみちゃん」の記念スタンプに、鹿児島東郵便局の風景印を押印したハガキを紹介します。
各地のNHKの放送局にも記念スタンプは設置されているので、立ち寄ったときは押印するのも面白そうです。

放送90年

3月20日から22日迄の3日間、NHKラジオで「放送90年」を記念して特別番組を行っていました。
事前の番組案内を聞いて、慌てて作成したのがこちら。

broad90th

NHK放送博物館の記念スタンプに、芝郵便局の風景印を押印しました。

日付印の時刻は、試験放送が始まった日。試験放送は芝浦にあった東京工業高校の仮施設から放送されました。
カシエ代わりの記念スタンプは、放送博物館のもの。
試験放送開始4ヶ月後の1915(大正4)年7月12日に放送を始めた場所が、現在は放送の歴史に関する展示を行っていたり、放送に関する資料を閲覧できる「放送のふるさと」と呼べる施設になっています。この場所を選んだ理由は、東京23区内で最も高い場所だったこと。放送電波を送信する際に、できる限り高い場所を選んだ方が広い範囲をカバーできるからです。

芝郵便局は放送博物館の最寄り局でもありますが、今回の記念押印ではもう一つの意味を持っています。
風景印にも描かれている東京タワーで、特別番組開催期間に公開放送を行っていたり、2015年2月からリニューアル工事で休館中の放送博物館の所蔵品を東京タワーで展示していたりと、放送90年を記念したイベントを行っていました。

20150215 北九州切手のつどい2015

毎年参加している、北九州切手のつどい

DSC00068

この会場から、年賀状代わりに年が明けてから手紙類を送っていない知り合いの郵趣家の方へハガキを押印するようにしています。
今年作成したのは、こちら。

kitakyu2015

このイベントでの小型印は、小倉郵便局の歴代の日付印を題材にしています。
ちゃんと印影の寸法に合わせてデザインされています。

このカードを作る上で悩むのがカシエ。小倉での滞在は、イベント参加中心で時間が取れず観光が出来ないため、良い写真が少ないのです。
ネットで検索したところ、北九州市のホームページで、北九州市の観光スポットの画像を素材集としてダウンロード可能でしたので、使ってみる事にしました。

今回使ったのは、小倉北区を流れる紫川に掛かる常盤橋(ときわばし)。奥には、NHK北九州放送局やゼンリンの本社ビルもあります。

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