お金と切手の展覧会(鹿児島県鹿児島市)

暫くの間は、2012年に集印した記念スタンプの「成果」をご紹介していきます。

昨年8月上旬に鹿児島市の山形屋(やまかたや)デパートで開催された、「お金と切手の展覧会」で使用された記念スタンプです。
このイベントは、毎年夏に印刷朝陽(ちょうよう)会国立印刷局造幣局の共催で全国を巡回で開催されています。

この会場では、記念スタンプを3種類用意していました。

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一間円札と切手と左上は甲突川に掛かっていた石橋。
甲突川の5つの石橋は1993(平成5)年8月に鹿児島県中部を中心に襲った豪雨で新上橋(しんかんばし)と武之橋(たけのはし)が流出し、水害対策のために移築され、現在は石橋記念公園として保存公開されています。
記念スタンプの石橋と同じ題材を扱っている、鹿児島春日(かごしまかずが)郵便局の風景印を郵頼で後押ししました。

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歴代の硬貨と、西郷隆盛を描いたコインのイメージの記念スタンプ。
開催した山形屋デパートの名称も記載されています。
山形屋デパートの最寄り局で西郷隆盛の銅像の風景印を使用している郵便事業鹿児島東支店(現在は鹿児島東郵便局)の風景印を押印。

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造幣局のキャラクター「コインくん」を描いたスタンプ。
日付も地名も入っていないので、他所の場所でも使用している可能性があります。
こちらは、郵便事業鹿児島東支店(現在の鹿児島東郵便局)の和文日付印を押印しました。

イベント自体は、切手や貨幣の製造工程を分かり易く説明した展示と、紙漉きや印刷の工程などを体験できるイベントとなっています。
このイベントは、毎年夏に開催されいる模様です。造幣局がイベント毎にプルーフ貨幣を販売していて、2011年は岩手で2010年は熊本で開催を記念した分も販売されている記録がありました。
基本的にデパートでの開催が多いようなので、開催されるデパートでも周知されるはずです。お近くで開催された時には、是非足を運んでみては如何でしょうか?